第4回 Salon de 修猷の報告(平成22年9月4日開催)

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出演: フルート 白水裕憲(昭和58年卒)

ヴァイオリン 渡会裕之、ヴィオラ 加藤大輔、
チェロ 中田英一郎 (群馬交響楽団所属)


 残暑厳しい9月4日(土)の午後、総勢100名の館友並びにご家族の皆様にご参加いただき、第4回サロン・ド・修猷が開催されました。

 今回は、群馬交響楽団でフルート奏者としてご活躍中の白水裕憲さん(昭和58年卒)と同交響楽団のメンバーによるフルート四重奏コンサートをお楽しみいただきました。 

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 第1部では、モーツァルトのフルート四重奏曲をはじめとするモーツァルトの名曲を通じ、フルートと弦楽器によるクラシック音楽の真髄が存分に堪能できる、素晴らしい演奏がくりひろげられました。 一方第2部では、日本の伝統音楽、アニメミュージックから映画音楽に至る幅広い選曲とプロの抜群の表現力を通して、クラシック音楽とは一味違うフルート四重奏の魅力を満喫できるコンサートとなりました。ご夫婦で参加された方が仲むつまじく演奏に聞き入っている姿や、「となりのトトロ」の曲にあわせ、子供たちが楽しそうにリズムをとる様子は、サロン・ド・修猷ならではの心温まる光景でした。

 また「館友との共演」と題し、同じく昭和58年卒の武田京さん演奏によるアイリッシュフルートと、プロのフルート四重奏との共演という初めての企画にも挑戦しました。同窓会という場で、卒業以来四半世紀ぶりの共演が実現し、またお二人の3年生当時の担任であった水崎先生にご来場いただいたこともあり、会場は懐かしく、暖かい雰囲気に包まれ、「同窓会らしい企画であった」と、多くの方々にご好評をいただきました。

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 そして、最後にアンコール曲として「少年時代」が演奏されると、修猷館時代の懐かしい情景を思い出しつつ、歌詞を口ずさむ姿が会場内のあちらこちらで見受けられ、感動的なフィナーレを迎えたのでした。

 最後になりましたが、素晴らしい演奏をお聞かせいただいた、白水さん、武田さん、群馬交響楽団の皆さま(渡会さん、中田さん、加藤さん)、色々とご助言を賜った「サロン・ド・修猷」実行委員並びに執行部の皆さま、そして暑い中、足をお運び下さいました多くの館友とご家族の皆さまに心より感謝申し上げます。

 幹事学年としての最後のイベントを盛会のうちに終えることができ、この場をお借りし、幹事を代表して御礼申し上げます。ありがとうございました。

井手敏喜(昭和58年卒:いっちょやる会)


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会場全景
多くの皆さまにご参加いただきました


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演奏いただいた皆さん
 <右から>白水さん(58年卒)、中田さん、渡会さん、加藤さん