館友の皆さまにおかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
また、3月11日の東日本大震災において被災された方々、及びそのご家族・関係者の皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
今年で第5回を迎える"Salon de修猷"は、修猷同窓生で現在ピアノ奏者として活躍する岩城美智子(いわき みちこ)さんをお迎えしてのコンサートです。岩城(旧姓・植田)美智子さんは、修猷館高校を昭和59年にご卒業後、武蔵野音楽大学をご卒業され、現在は筑波大学附属視覚特別支援学校高等部音楽科ピアノ科教諭として教授される傍ら、器楽奏者や声楽家との共演、室内楽の分野での演奏活動を続けておられます。第3回"Salon de修猷"では、昭和53年卒・小野山幸夏さん(メゾ・ソプラノ)の伴奏を、また、昨年の東京修猷会総会では「カンタータ修猷讃歌」の合唱伴奏も務められました。今回は、岩城さんが「カンタータ修猷讃歌」に象徴的に現れる"ワリヤークの鐘"からインスピレーションを得て、ご自身の中に響く鐘のイメージで構成されたプログラムをお届けします。ピアノ独奏はもちろん、ご友人であるクラリネット奏者の原ひふみさん・チェロ奏者の嶋田拓夫さんにご共演いただき、ピアノとのアンサンブルもお聴かせいただきます。人の心にさまざまな想念を呼び起こし、瞑想させ、ときに生きる指針までも与える「鐘」の響き――その表現を心豊かに味わう土曜の午後のひとときをお楽しみください。
多数の館友の皆さま、並びにご家族・ご友人の皆さまのご参加をお待ちしております。なお、出欠のご連絡は、8月10日(水)必着にてお願い申し上げます。
o 地下鉄東西線「竹橋駅」下車5分
o 半蔵門線・都営新宿線・三田線「神保町駅」下車3分