第3回 Salon de修猷の報告(2009/8/22開催)

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出演: テノール 森田澄夫(昭和41年卒) 
メゾソプラノ 小野山幸夏(昭和53年卒)
ピアノ伴奏: 宮崎 滋(作曲家)  岩城美智子(昭和59年卒)
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 残暑厳しい8月22日(土曜日)の午後、下は30歳代から上はなんと90歳代まで、総勢83名のご参加により、第3回サロン・ド・修猷は行われました。
 今回のテーマは「『絆?その愛と哀』を歌う」。プロ歌手として今も活躍されている森田澄夫さん(テノール・昭和41年卒)と小野山幸夏さん(メゾソプラノ・昭和53年卒)による歌のコンサートでした。人生の喜びや哀しみを見事に表現されたお二人のすばらしい歌声には、誰もが魅了されたことでしょう。
 とりわけ、森田さんの歌われた「嫁ぐ娘への子守唄」。これは、「明日、愛娘が結婚して家を出ていってしまう夜に、幼かった娘と遊んだ日々を、淋しくも懐かしく回想する父親」の歌なのですが、たいへん感動を覚え、涙された方も少なくなかったと、後でききました(何を隠そう、娘を持つ私もその一人です)。ちなみに、この歌を作曲された平野淳一さんもゲストとしてお見えになり皆さんに紹介されたことをご報告します。
 終わりごろには、石川啄木の「ふるさとの山にむかひて」を替え歌にして、"百道浜"や"玄海灘"を歌ってくださいました。おかげで会場は、世代を超えて「福岡」を懐かしく思い出したと思います。そして最後に、会場全員で「ふるさと」(うさぎ追いしかのやま?)を合唱し、お開きとなりました。

DSCF2227.JPGのサムネール画像  その後の懇親会も、30名以上参加され、大いに盛り上がりました。皆さんこのたびの演奏会をたいへん喜んでくださり、来年もまた森田さん・小野山さんにお願いして「続・絆?」をやろう、といった冗談も飛び出したことを付記させていただきます。
 最後になりましたが、お二人のほか、ピアノ伴奏をされた岩城(旧姓植田)美智子さん(昭和59年卒)と宮崎滋さん、「サロン・ド・修猷」実行委員の皆さま、東京修猷会執行部の皆さま、そして暑い中、わざわざ足をお運びくださいました皆さまに感謝申し上げて、運営幹事学年のご挨拶とさせていただきます。

小林大輔(昭和57年卒:剛質会)