『アフター東京パラの今こそ知ろう!~視覚障害とロービジョンケア~』
(講師:視覚障がい国際クラシファイア・眼科専門医 昭和60年卒 清水朋美さん)
立春の候、館友の皆さまにおかれましては、ご健勝にてお過ごしのことと拝察申し上げます。
新型コロナウイルスの感染急拡大が続く中、東京都及び近郊県へのまん延防止等重点措置の適用を踏まえて、2月より再度オンライン方式による二木会開催としております。引き続き東京修猷会の活動へのご理解とご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、令和4年3月の二木会は、昭和60年ご卒業の清水朋美さんに「アフター東京パラの今こそ知ろう!~視覚障害とロービジョンケア〜」をテーマにご講演いただきます。
清水さんは、1991年に愛媛大学医学部をご卒業後、1995年横浜市立大学大学院医学研究科を修了され、1996年に米国ハーバード大学医学部スケペンス眼研究所に留学されました。帰国後は横浜市立大学医学部眼科学講座助手、2005年に聖隷横浜病院眼科主任医長、2009年に国立障害者リハビリテーションセンター病院 第二診療部 眼科医長を経て、2017年には国立障害者リハビリテーションセンター病院 第二診療部長に就任され、ロービジョンケアを中心に眼科医として活躍されています。
また清水さんは、本業の傍ら、2011年から国際パラリンピック委員会・国際視覚障がい者スポーツ連盟公認の視覚障がい国際クラシファイアを務めておられます。2021年の東京パラリンピック競技・柔道男子66kg級で銅メダルを獲得した館友の瀬戸勇次郎選手(平成30年卒)の活躍も記憶に新しいですが、東京修猷会の今年1月発行の会報でも紹介されているとおり、他の修猷OB・OGの方々と一緒に、瀬戸選手がパラ柔道を始めるきっかけを作られたのも清水さんです。その後も、パラ柔道に参加するための国際クラス分け受検やパラリンピック選手の育成制度等を紹介され、瀬戸選手の競技活動を後押しされてきました。
「見えないと何もできない」と思われがちですが、視覚障害がある方も適時適切なロービジョンケアを受けることでいろんなことがチャレンジ可能になるとのことです。パラスポーツへの取り組みもロービジョンケアの一環だそうですが、東京パラリンピックが終わった今こそ、清水さんから視覚障害とロービジョンケアについてお話を伺い、大会の基本コンセプトのひとつである「多様性と調和」への理解を深める機会にしたいと思います。
多数の館友の皆さまのご参加を心よりお待ちしております。準備の都合上、お申し込みは令和4年3月8日(火)正午までにお願いいたします。多数の館友の皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
東京修猷会 会 長 伊藤 哲朗(昭和42年卒)
幹事長 原沢 由美(昭和58年卒)
第663回二木会講演会
テーマ:『アフター東京パラの今こそ知ろう!~視覚障害とロービジョンケア~』
講 師: 清水朋美(しみずともみ)さん(昭和60年卒)
日 時:令和4年3月10日(木)(講演 19:00~)
場 所:オンラインのみでの開催となります
会 費:1,000円 *70歳以上および学生の方は無料
参加申し込みはこちらから(令和3年3月8日(火)正午まで、250名を上限として先着順での受付とします)
※パスワードはご案内メールに記載されております。
1. | オンライン参加:70歳以上および学生の方(無料) |
2. | オンライン参加:一般(会費1,000円を申込時にお支払いただきます) |