大暑の候、館友の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。また、平素より東京修猷会の活動に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、今年で第14回を迎える今回の"Salon de 修猷"は『初心者でもわかる!奥深き日本酒の世界』と題し、史上初のオンライン開催となります。二木会の聖地・学士会館よりリモートによるライブ配信を行います。お申し込み頂いた皆様には、事前に福岡の名酒やおつまみ等が詰まった"福箱(ふくばこ)"をお届けし、ご自宅で日本酒を嗜みながら日本酒の歴史や文化、酒造りの工程などアレコレ学び、"俄か日本酒通(ツウ)"になって頂こうと思っております。言い換えれば、東京や福岡からゲストを迎えた"少々大げさなオンライン飲み会"とでも申しましょうか......。未だに予断を許さない状況ですが、事態が収束したら、「福岡に帰省したい」、「みんなと会いたい」「酒を酌み交わしたい」など、日頃、皆様が抱く慎ましくも切実な思いに少しでも寄り添えたら幸いに存じます。
昨年は新型コロナウィルス感染防止のため、二木会同様、Salon de 修猷も中止と致しました。よって、幹事学年は不在ではありますが、Salon de 修猷にゆかりのある同士や企画に賛同してくれた有志によって運営して参りますので、どうぞ皆様、奮ってご参加のほど宜しくお願い申し上げます。
講師にお迎えするのは、この7 月末めどに228年の歴史に幕を下ろす福岡の老舗酒蔵『綾杉』9代目代表の中尾卯作さん(昭和44年卒)と日本酒応援団(株)にお勤めの熊野恵美子さん(平成16年卒)です。また、福岡から(株)いそのさわ代表取締役・中川次郎さん(昭和63年卒)と博多に残る唯一の造り酒屋、石蔵酒造(株)専務の石蔵利憲さん(平成2年卒)にリモートにてご出演頂きます。その他、歌や料理のパフォーマンスもございますのでご期待ください。
『Salon de 修猷』は、二木会や総会と異なり、館友の方だけではなく、ご家族、ご友人もリモートにて参加できます。なお、参加人数には上限を設け、先着順にて承ります。お申込みは、令和3年9月4日(土)までにお願い申し上げます。
※それ以前に上限に達した場合、東京修猷会ホームページにて受付終了を掲載致します。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
東京修猷会 会 長 伊藤 哲朗 (昭和42年卒)
幹事長 原沢 由美 (昭和58年卒)
<お申し込みに際する注意点>
テーマ:『初心者でもわかる!奥深き日本酒の世界』
出 演:中尾卯作さん (昭和44年卒)
熊野恵美子さん(平成16年卒)
中川次郎さん (昭和63年卒)
石蔵利憲さん (平成2年卒)
日 時:令和3年9月11日(土) 12時30分~
会 費:5,000円 (『福箱』代、送料込み)
<講師プロフィール>
●中尾卯作さん(昭和44年卒)
一橋大学卒業後、日本経営システム(株)で経営コンサルティングに従事。昭和63年家業に就くため退職。国税庁傘下の醸造試験所に入所し、3か月間、酒つくりの理論と実践を学ぶ。平成元年、帰福して綾杉酒造場と綾杉不動産(株)に入社。現在に至るまで、「酒のぎゃらりい・綾杉」の開業、酒蔵での行事や日本の行事に生きる酒の企画を通じて、酒つくりの面白さ、酒の周りの日本の文化などを伝える仕事に取り組む。事業継承を考える年齢となり、日本酒を取り巻く事業環境や後継者の年齢等から、2021年7月末をもって酒造業を廃業
●熊野恵美子さん(平成16年卒)
大阪大学医学部卒。在学中に広告業に興味を持ち東急エージェンシーへ入社。ブランディングやCM制作、PRイベントを運営実施。2016年より日本酒応援団へ入社し、マーケティング及び広報業務を担当。
日本酒応援団株式会社
2015年創業。「日本酒のあるライフスタイルを、世界中に。」というビジョンのもと、少量生産で「産地の個性を活かした日本酒」を軸に新しい日本酒を製造・販売するベンチャー企業。
<ゲスト>
●株式会社いそのさわ 代表取締役 中川次郎さん(昭和63年卒)
「美味い水ある処に旨い酒あり。名水の郷・浮羽で、美味しさを醸し続ける。」
耳納連山と阿蘇山の伏流水を水源とし、豊富な湧き水・天然水が今なお暮らしの中に残る浮羽町。明治26年創業の磯乃澤は、米、麹、技、そして浮羽の宝である「天然水」にこだわり、「この酒はこの一年だけ」という真剣さを一滴一滴に込め、粋で美味しい酒造りを行う。
●石蔵酒造株式会社 専務 石蔵利憲さん(平成2年卒)
「百余年にわたり博多っ子に愛されている博多唯一の造り酒屋」
石蔵酒蔵は江戸時代後期、福岡藩、黒田家の御用商人に端を発し、明治初期より百余年に亘り博多の地酒を製造。「博多の地でこれからも地酒を作り続ける」との決意のもと、平成27年には、繊細な仕込温度管理を可能とするサーマルタンク等を備えた新しい醸造場"白壁蔵"を建設。「小仕込」「通年醸造」により、常にフレッシュなお酒を提供していく「フレッシュローテーション」を第一に考え酒造りを行う。
参加申し込みはこちらから(令和3年9月4日(土)まで。先着順での受付とします。)
※パスワードはご案内メールに記載されております。
<留意事項>
<お問い合わせ>
ご不明な点などございましたら、nimoku-online@shuyu.gr.jpにお問い合わせください。