『働き方改革時代の労働法政策の展望〜日本の働き方はこれからどう変わっていくのか〜』
(講師:東京大学大学院 法学政治学研究科 教授
昭和53年卒 荒木尚志さん)
大雪の候、館友の皆さまにおかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、令和7年1月の二木会は、昭和53年ご卒業の荒木尚志(あらき たかし)さんに『働き方改革時代の労働法政策の展望〜日本の働き方はこれからどう変わっていくのか〜』と題してご講演いただきます。
荒木さんは昭和58年に東京大学法学部をご卒業後、労働法研究の道に入られ、同大学の修士課程、助手、助教授を経て、平成13年から教授を務められています。この間、ハーバード大学、ルーヴェン大学、ケンブリッジ大学、フランクフルト大学などで比較労働法研究に従事され、現在、国際労働法社会保障法学会の副会長にも就任されています。また、東京都労働委員会、中央労働委員会で労使紛争解決に当たられ、現在、厚生労働省の労働政策審議会労働条件分科会会長として労働政策立案にも関与されています。
平成20年代後半から、働き方改革が我が国の政策の中心に据えられ、労働法制の展開には目覚ましいものがあります。平成30年の働き方改革関連法では、長時間労働、正規・非正規労働者の格差問題が主な対象でしたが、その他にも働き方改革のアジェンダは沢山あり、現在も展開中です。また終身雇用といわれた雇用システムは変容し、いわゆるジョブ型雇用への移行が提唱されるなど、雇用を取り巻く環境変化、働く人々の意識の変化にも著しいものがあり、近時の自民党総裁選や衆議院総選挙でも、雇用に関する様々な点が話題となったところです。今回の講演では、諸外国と比較した場合に見えてくる日本の雇用システム・労働関係の特色と課題、労働法政策の目指すべき方向性などについてお話しいただき、日本の働き方の未来について、皆様とともに考える機会とできれば幸いです。
なお、学士会館の休館により、今回の二木会から、ホテルグランドヒル市ヶ谷(市ヶ谷駅から徒歩3分)に会場が変更となります。これまでと同様に、会場参加とオンライン参加を選択可能なハイブリッド方式により開催し、講演会終了後には、同一建物内の会場にて有志の懇親会を開催することを予定しております。
会場ご参加の皆様は、以下のご案内を確認いただき、お気をつけてお越しください。令和7年、そして新会場での初回の二木会への多数の勧誘の皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
準備の都合上、お申し込みは令和7年1月7日(火)正午までにお願いいたします。
東京修猷会 会 長 等 健次(昭和45年卒)
幹事長 原沢 由美(昭和58年卒)
第688回二木会講演会
テーマ:『働き方改革時代の労働法政策の展望〜日本の働き方はこれからどう変わっていくのか〜』
講 師:荒木尚志(あらき たかし)さん(昭和53年卒)
日 時:令和7年1月9日(木)(受付18:30~ 講演19:00~)
場 所:ホテルグランドヒル市ヶ谷 西館3階 オリオンの間
東京都新宿区市谷本村町4-1 電話03-3268-0111
JR・有楽町線・南北線・都営新宿線 市ヶ谷駅 徒歩3分
(有楽町線・南北線は7番出口を、都営新宿線は4番出口をご利用ください)
※ホテル本体東館の左隣の西館3階での開催です。地上レベルが地下1階扱いのため、左側の階段を上がった1階からのご入場をお勧めします(地上レベルからご入場の場合、飲食店街を奥に抜けるとエレベーターがあります)。
※詳細はこちらをご覧ください。
会 費: (会場参加)1,500円 (オンライン参加)1,000円
*70歳以上および学生の方は、会場参加/オンライン参加のいずれも無料
以下の留意事項を十分ご確認の上、それぞれのご参加方法等に応じたチケットによりお申込みください。
参加申し込みはこちらからお願いします
※パスワードはご案内メールに記載されております。
(申込期限:令和7年1月7日(火)正午まで)
<留意事項>
1.お申込み方法について
• お申込みのシステムとして、お支払を伴わない場合を含め、以下のteketの仕組みを採用しています(以前採用していたPass Marketによるお申込みについては、仕様変更によりYahoo! JAPAN IDの登録とクレジットカードの登録が必須となったため廃止し、teketにお申込み方法を統一させていただきました。何卒ご了承ください)。
• 会員登録を行った上でのお申込みと、会員登録をされないままでのお申込みが可能です。詳細はこちらをご参照ください。
なお、上記のご案内にはチケットの提示について記載がありますが、当日のご参加にチケットの提示は不要ですので、会場でのご参加の場合、受付でお名前と卒業年度をお知らせください。また、チケットの譲渡はできません。
• ご案内メール記載のパスワードによるエントリー後、画面右側(PCの場合)または下側(スマートフォンの場合)に表示される「自由席チケットを選択」をクリックしてください。以下2.の区分によるチケットが表示されますので、このうち、それぞれのご参加方法、お支払の有無・方法に応じたチケット1枚のみをご選択いただき、手順に従いお申込みの手続きを行ってください。
お申込みに際して必要となるメールアドレスの認証手続について、こちらをご参照ください。
なお、スマートフォンでのお申込みの場合、認証コードが記載されたメールを開くためにメールアプリ内で開いているteketのページを閉じなければならなくなってしまうことがあるため、teketのページを、メールのリンクからではなく東京修猷会のページのリンク等からブラウザアプリで開いていただいた上で、お申込みを進めていただくことをお勧めします。
• 会員登録を行わない場合には、クレジットカード決済(VISA,Master,JCB,Amex, Diners)のみご利用いただけます。
• 会員登録を行われた場合には、上記のクレジットカード決済のほか、コンビニ決済が可能です。コンビニ決済は手数料(220円)が必要となります。
2.チケットの区分とオンライン視聴用のURLのお知らせについて
• チケットの区分は以下のとおりです。
①会場参加:70歳以上および学生の方(無料)
②会場参加:一般(会費1,500円を申込時にお支払いただく場合)
③会場参加:一般(会費1,500円を現地受付でお支払いただく場合)
④オンライン参加:70歳以上および学生の方(無料)
⑤オンライン参加:一般(会費1,000円を申込時にお支払いただきます)
オンライン参加 ④または⑤でお申込みいただいた方には、1月7日(火)を目途に、講演当日の視聴に必要なURLをご指定のメールアドレスに送付いたします。
なお、翌日1月8日(水)になってもメールが届いていない場合は、1月9日(木)12時までにこちらをクリックいただきお問い合わせください。
• 会場参加 ①または②でお申込みいただいた方にも、これとあわせ、オンライン視聴用のURLをお送りいたします。当日のご都合により会場への来場が難しくなった場合も、オンラインでご参加いただくことが可能です(この場合も差額のご返金は致しかねますので、何卒ご了承ください)。
• 会費お支払い手続き後は視聴の有無にかかわらずキャンセル/払い戻しはできないこと、また通信環境の状況等により画像・音声が安定しない場合があることにつき、あらかじめご了承ください。なお、運営側の責より視聴ができなかった場合は、誠意をもって対応させていただきます。
3.その他留意事項について
• お申込み方法についてご不明な点などございましたら、こちらをクリックいただきお問い合わせください。