「映画『なつやすみの巨匠』を製作して」
(講師:脚本家 平成7年卒 入江信吾さん)
春情の候、館友の皆さまにおかれましては、ご健勝にてお過ごしのことと拝察申し上げます。
さて、令和4年4月の二木会は、平成7年ご卒業の入江信吾さんに「映画『なつやすみの巨匠』を製作して」をテーマにご講演いただきます。
入江さんは、平成13年神戸大学経済学部をご卒業後、東映株式会社に脚本家研修生として入社されました。その後、平成17年にテレビドラマ『相棒Season4』第7話「波紋」で脚本家としてデビューされ、現在、映画、ドラマ等におけるフリーランスの脚本家としてご活躍されています。代表作は、映画『白夜行』、アニメ『ゴールデンカムイ』等です。
入江さんは、平成27年、福岡・能古島を舞台に10歳の少年が繰り広げるひと夏の冒険を描いた映画、『なつやすみの巨匠』をご自身で企画製作されました。ご存じの方も多いと思いますが、この映画は、地元企業による出資、福岡市全面協力によるオール福岡ロケという前代未聞の「Made in Fukuoka」ムービーであり、第22回京都国際子ども映画祭・長編部門でグランプリを受賞するなど、高い評価を受けています。公開前の第611回二木会で「映画製作のプロセスと業界の現状」をテーマにご講演いただき、また同年8月には、映画の公開に合わせて東京修猷会でも特別上映会を開催いたしました。
今回の講演では、自ら創設した映画製作部で活動した高校時代のエピソードに始まり、その後様々な困難を乗り越えてプロの脚本家として活躍するまでに至ったこれまでの歩みをお話しいただき、また『なつやすみの巨匠』について、公開後の反響を含めて総括的なお話を伺う予定です。
講演終了後は感染防止対策を十分に講じたうえで、コロナ禍で昨年・一昨年中止を余儀なくされた「新入会員歓迎会」開催いたします(新入会員対象:令和2~4年卒業生)。今回の二木会は、会場参加とオンライン参加が可能なハイブリッド開催を予定しておりますが、会場招待となる新入会員以外の皆さまはオンライン参加となりますので、何卒ご了承ください。
多数の館友の皆さまのご参加を心よりお待ちしております。準備の都合上、お申し込みは令和4年4月12日(火)正午までにお願いいたします。
東京修猷会 会 長 伊藤 哲朗(昭和42年卒)
幹事長 原沢 由美(昭和58年卒)
第664回二木会講演会
テーマ:「映画『なつやすみの巨匠』を製作して」
講 師: 入江信吾(いりえしんご)さん(平成7年卒)
日 時:令和4年4月14日(木)(講演 18:30~)
場 所:一般の会員の皆さまについては、オンラインのみでの参加となります
会 費:1,000円 *70歳以上および学生の方は無料
参加申し込みはこちらから(令和4年4月12日(火)正午まで、250名を上限として先着順での受付とします)
※パスワードはご案内メールに記載されております。
1. | オンライン参加:70歳以上および学生の方(無料) |
2. | オンライン参加:一般(会費1,000円を申込時にお支払いただきます) |