『人型ロボットの過去・現在・未来』
(講師:大阪大学大学院基礎工学研究科教授 昭和62年卒 原田研介さん)
春暖の候、館友の皆さまにおかれましては、ご健勝にてお過ごしのことと拝察いたします。
さて、令和7年5月の二木会は、昭和62年ご卒業の原田研介(はらだ けんすけ)さんに『人型ロボットの過去・現在・未来』と題してご講演いただきます。
原田さんは、修猷館高校をご卒業後、京都大学工学部機械工学科を経て、京都大学大学院工学研究科博士後期課程を修了し、ロボットアームの研究により博士号を取得されました。その後、広島大学工学部助手、産業技術総合研究所研究員、スタンフォード大学訪問研究員などを経て、産業技術総合究所において知能システム研究部門の主任研究員やマニピュレーション研究グループのグループ長などを務められ、ロボットの物体操作技術の向上に尽力されました。平成28年からは、大阪大学大学院基礎工学研究科教授として次世代のロボットシステムの研究を推進されるとともに、同研究科ダイフク物流自動化技術協働研究所所長、産業技術総合研究所クロスアポイントメントフェローなど、ロボット技術とその事業化に係る多数の役職を兼務されています。
近年、人型ロボットの技術革新が加速し、特に中国やアメリカの企業や研究機関による発表が目立っていますが、人型ロボットは日本が長年にわたり開発をリードしてきた分野でもあります。産業技術総合研究所のHRPシリーズ、HondaのASIMO、SoftbankのPepperなど、日本の研究者や企業が開発したロボットは世界的に注目されてきました。今回の講演では、過去から現在に至るロボット開発の経緯を振り返り、日本と世界のロボット開発の将来像についてお話をいただきます。また、原田さんは、ロボットが物を掴んだり操作したりする能力が人間の知能と深く結びついていると考え、ロボットマニピュレーション(ロボットによる物体操作)の研究を主導してこられました。原田さんからは、ロボットが現在どこまで人間の手指や腕と同等の機能を実現できるに至っているのか、AIとの連動など、その最新の研究成果についてもご紹介をいただきます。世界における日本のロボット開発の位置づけや、ロボットが現在どこまで人間に近づいており、次世代のロボット技術がどのように社会を変革していくのかについて、原田さんの講演を通じて、皆様とともに学ぶ機会となれば幸いです。
なお、学士会館の休館により、1月より「ホテルグランドヒル市ヶ谷」(市ヶ谷駅から徒歩3分)に会場が変更となっております。これまでと同様に、会場参加とオンライン参加を選択可能なハイブリッド方式により開催し、講演会終了後には、同一建物内の会場にて有志による懇親会を開催することを予定しております。
多数の館友の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
準備の都合上、お申し込みは令和7年5月6日(火)正午迄にお願いいたします。
東京修猷会 会 長 等 健次(昭和45年卒)
幹事長 原沢 由美(昭和58年卒)
第692回二木会講演会
テーマ:『人型ロボットの過去・現在・未来』
講 師:原田研介(はらだけんすけ) さん(昭和62年卒)
日 時:令和7年5月8日(木)(受付18:30~ 講演19:00~)
場 所:ホテルグランドヒル市ヶ谷 西館3階 オリオンの間
東京都新宿区市谷本村町4-1 電話03-3268-0111
JR・有楽町線・南北線・都営新宿線 市ヶ谷駅 徒歩3分
(有楽町線・南北線は7番出口を、都営新宿線は4番出口をご利用ください)
※ホテル本体東館の左隣の西館3階での開催です。地上レベルが地下1階扱いのため、左側の階段を上がった1階からのご入場をお勧めします(地上レベルからご入場の場合、飲食店街を奥に抜けるとエレベーターがあります)。
※詳細はこちらをご覧ください。
会 費: (会場参加)1,500円 (オンライン参加)1,000円
*70歳以上および学生の方は、会場参加/オンライン参加のいずれも無料
以下の留意事項を十分ご確認の上、それぞれのご参加方法等に応じたチケットによりお申込みください。
参加申し込みはこちらからお願いします
※パスワードはご案内メールに記載されております。
(申込期限:令和7年5月6日(火)正午まで)
<留意事項>
1.お申込み方法について
• お申込みのシステムとして、お支払を伴わない場合を含め、以下のteketの仕組みを採用しています(以前採用していたPass Marketによるお申込みについては、仕様変更によりYahoo! JAPAN IDの登録とクレジットカードの登録が必須となったため廃止し、teketにお申込み方法を統一させていただきました。何卒ご了承ください)。
• 会員登録を行った上でのお申込みと、会員登録をされないままでのお申込みが可能です。詳細はこちらをご参照ください。
なお、上記のご案内にはチケットの提示について記載がありますが、当日のご参加にチケットの提示は不要ですので、会場でのご参加の場合、受付でお名前と卒業年度をお知らせください。また、チケットの譲渡はできません。
• ご案内メール記載のパスワードによるエントリー後、画面右側(PCの場合)または下側(スマートフォンの場合)に表示される「自由席チケットを選択」をクリックしてください。以下2.の区分によるチケットが表示されますので、このうち、それぞれのご参加方法、お支払の有無・方法に応じたチケット1枚のみをご選択いただき、手順に従いお申込みの手続きを行ってください。
お申込みに際して必要となるメールアドレスの認証手続について、こちらをご参照ください。
なお、スマートフォンでのお申込みの場合、認証コードが記載されたメールを開くためにメールアプリ内で開いているteketのページを閉じなければならなくなってしまうことがあるため、teketのページを、メールのリンクからではなく東京修猷会のページのリンク等からブラウザアプリで開いていただいた上で、お申込みを進めていただくことをお勧めします。
• 会員登録を行わない場合には、クレジットカード決済(VISA,Master,JCB,Amex, Diners)のみご利用いただけます。
• 会員登録を行われた場合には、上記のクレジットカード決済のほか、コンビニ決済が可能です。コンビニ決済は手数料(220円)が必要となります。
2.チケットの区分とオンライン視聴用のURLのお知らせについて
• チケットの区分は以下のとおりです。
①会場参加:70歳以上および学生の方(無料)
②会場参加:一般(会費1,500円を申込時にお支払いただく場合)
③会場参加:一般(会費1,500円を現地受付でお支払いただく場合)
④オンライン参加:70歳以上および学生の方(無料)
⑤オンライン参加:一般(会費1,000円を申込時にお支払いただきます)
オンライン参加 ④または⑤でお申込みいただいた方には、5月6日(火)を目途に、講演当日の視聴に必要なURLをご指定のメールアドレスに送付いたします。
なお、翌日5月7日(水)になってもメールが届いていない場合は、5月8日(木)12時までにこちらをクリックいただきお問い合わせください。
• 会場参加 ①または②でお申込みいただいた方にも、これとあわせ、オンライン視聴用のURLをお送りいたします。当日のご都合により会場への来場が難しくなった場合も、オンラインでご参加いただくことが可能です(この場合も差額のご返金は致しかねますので、何卒ご了承ください)。
• 会費お支払い手続き後は視聴の有無にかかわらずキャンセル/払い戻しはできないこと、また通信環境の状況等により画像・音声が安定しない場合があることにつき、あらかじめご了承ください。なお、運営側の責より視聴ができなかった場合は、誠意をもって対応させていただきます。
3.その他留意事項について
• お申込み方法についてご不明な点などございましたら、こちらをクリックいただきお問い合わせください。