『負けじ魂~北京オリンピックスタジアムの屋根材等を勝ち取ってきた戦略と覚悟~ 』
初冬の候、館友の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申しあげます。
さて、平成30年1月の二木会は、昭和50年卒業の庄野直之さんに「負けじ魂〜北京オリンピックスタジアムの屋根材等を勝ち取ってきた戦略と覚悟〜」をテーマに、お話しいただきます。
庄野さんは早稲田大学政治経済学部を昭和55年にご卒業後、住友商事に入社されました。主に鉄鋼貿易に従事し、天安門事件など中国の変革期に北京に2度駐在されました。その後、平成11年より東京ドームの屋根材等のフッ素樹脂を主とした機能性樹脂加工製品の製造・販売を行う中興化成工業に入社され、人事・組織・各種制度整備から改革に着手。平成13年に副社長となられてからは、海外事業展開にも力を注がれ、また自動車用エアバックの製造という新規事業立ち上げを主導されました。平成19年に社長となり、現在は同社の会長兼社長として、これまでH2ロケットから半導体製造装置に至る各種産業用部品、北京オリンピックスタジアム(通称「鳥の巣」)やタイのスワンナプーム国際空港の屋根材の製造等を勝ち取ってこられました。
当日は ①「フッ素樹脂とは何か」 中興化成工業って何をしているの? ②「匠の優位と限界」 日本製造業の強みと弱み ③「ニヒリズムとの勝負」 経営者として心がけていること ④「頼んだぞ」 これからの人に託したいこと、といった構成で日本のものづくりで世界に挑まれてきたこれまでの庄野さんの戦略と覚悟を熱く語っていただきます。
日本の製造業の信頼性が揺らいでいる現在、世界と戦っていくために技術以外に何が重要なのか、日本の製造業のあるべき姿や受け継いでいきたい思いといったものを館友の皆様と一緒に考えていければと思っています。 多数の館友の皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。
多数の館友の皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。
なお、参加のお申込みは平成30年1月5日(金)までにお願い申し上げます。
東京修猷会 会 長 大須賀賴彦(昭和37年卒)
幹事長 松尾 隆広(昭和54年卒)
第634回二木会講演会
テーマ:『負けじ魂〜北京オリンピックスタジアムの屋根材等を勝ち取ってきた戦略と覚悟〜』
講 師:庄野 直之(しょうの・なおゆき)さん(昭和50年卒)
日 時:平成30年1月11日(木)(受付/18:30~ 講演/19:00~)
軽 食:
講演前の17:30~18:45の間、学士会館1階レストラン『SEVEN'S HOUSE』にて、軽食(ピザやハンバーグ等)を取っていただくことができます。(講師の庄野さんも同席される予定です。)
料金は、1ドリンク付きで2,000円です。
ご希望の方は席を予約しますので、事前にお申込み下さい。
なお、その場合は講演開始15分前までに食事を終えて講演会場に入場ください。
場 所:学士会館
千代田区神田錦町3-28
電話 03-3292-5931
o 東京メトロ半蔵門線・都営新宿線/三田線「神保町」駅 下車3分
o 東京メトロ東西線「竹橋」駅 下車5分
会 費: 1,500円 (講演のみ)
70歳以上および学生の方は無料
参加申込はこちらから(平成30年1月5日(金)まで)