第624回二木会のご案内

『白血病闘病記~2度のがん治療から学んだこと』

 初秋の候、館友の皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申しあげます。

 さて、平成28年11月の二木会は、昭和60年卒業の池辺英俊さんに「白血病闘病記~2度のがん治療から学んだこと」をテーマに、お話しいただきます。

 池辺さんは明治大学政経学部をご卒業後1990年に読売新聞に入社、甲府支局に赴任しオウム真理教のサリン事件などを取材。96年より政治部記者。橋本龍太郎首相、小沢一郎新進党党首、山崎拓自民党幹事長の各番記者、外務省キャップ、与党クラブキャップ、外交・安全保障担当デスクなどを歴任され2011年より政治部次長。以後の期間に血液のがん、白血病を2度発病されますが、闘病の末その都度復職、政治部デスクに復帰されています。そして今年9月からは社長直属の医療ネットワーク事務局長に就かれています。

 急性骨髄性白血病の再発時に告げられたのは 「5年間の生存率40-50%」。絶望的な心境から始まった移植治療を、心身両面で強くサポートしてくれたのは修猷卒の2人の医師でした。2013年と15年の、2度にわたる苛烈な治療と復職に至るまでを、前半で振り返っていただきます。

 後半は、我々はがんとどう向き合うべきかについて、お話しいただきます。日本人の2人に1人ががんを患う現在、年間約100万人が新たにがんと診断され、仕事をしながら通院するがん患者は30万人以上といわれています。患われた方の社会復帰や社会との共生、治療・健康管理と仕事の両立。これらは誰もがかかわりうる課題です。闘病体験から学んだことについて、克服された当事者ならではの目と、客観的でわかりやすい記者ならではのまなざしで語っていただきます。

 多数の館友の皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。
なお、参加のお申込みは11月4日(金)までにお願い申し上げます。

東京修猷会   会 長  大須賀賴彦(昭和37年卒)
幹事長  松尾 隆広(昭和54年卒)

第624回二木会講演会

テーマ:『白血病闘病記~2度のがん治療から学んだこと』

講 師:池辺 英俊(いけべ・ひでとし)さん(昭和60年卒)

日 時:平成28年11月10日(木)(受付/18:30~ 講演/19:00~)

軽 食
 講演前の17:30~18:45の間、学士会館1階レストラン『SEVEN'S HOUSE』にて軽食(ピザやハンバーグ等)を取っていただくことができます。料金は、1ドリンク付きで2,000円です。
 ご希望の方は席を予約しますので、事前にお申込み下さい。
 なお、その場合は講演開始15分前までに食事を終えて講演会場に入場ください。

場 所:学士会館
    千代田区神田錦町3-28
    電話 03-3292-5931

o 東京メトロ半蔵門線・都営新宿線/三田線「神保町」駅 下車3分
o 東京メトロ東西線「竹橋」駅 下車5分

会 費: 1,500円 (講演のみ)
     70歳以上および学生の方は無料

参加申込はこちらから(平成28年11月4日(金)まで)