『日本の農業改革について~農協改革とTPPなど~』
立春の候、館友の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、平成28年3月の二木会は、昭和55年卒業の山口 英彰さんに「日本の農業改革について~農協改革とTPPなど~」をテーマに、お話しいただきます。
山口さんは、昭和60年東京大学法学部を卒業後、同年、農林水産省に入省されました。その後、農業経営に関する政策を担当する経営局に長く在籍され、農協や農林中金の指導監督、農業を担う人材の育成、農業経営の法人化、農地の集積・集約化など、様々な施策の企画立案に携わっておられます。その間、農林水産大臣秘書官、内閣官房への出向なども経験され、平成28年1月からは、内閣官房の内閣審議官に就任されています。
日本の農業の現状は、就業者の平均年齢が67歳と高齢化が進展するとともに、耕作放棄地が増加するなど、様々な課題を抱えています。しかし、一方では、経営規模を拡大して多くの雇用者を使う経営体やインターネットを活用して高品質な農産物を直接消費者に販売する経営体などが出現しています。
農業が産業として成り立っていくためには、市場のニーズを的確に把握し自らの経営判断で経営できる農業経営体を増やしていくことが不可欠ですが、そのためには、農業者をサポートする農協が積極的な役割を果たすことや、昨年大筋合意されたTPP(環太平洋パートナーシップ協定)に的確に対応していくことが求められます。
本講演では、山口さんのこれまでの行政経験を踏まえて、農協改革とTPPを中心に日本の農業改革の現状と今後の方向について、お話しいただく予定です。
多数の館友の皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。
なお、参加のお申込みは3月4日(金)までにお願い申し上げます。
東京修猷会 会 長 大須賀賴彦(昭和37年卒)
幹事長 松尾 隆広(昭和54年卒)
第618回二木会講演会
テーマ:『日本の農業改革について~農協改革とTPPなど~』
講 師:山口 英彰(やまぐち・ひであき)さん(昭和55年卒)
日 時:平成28年3月10日(木)(受付/18:30~ 講演/19:00~)
軽 食:
学士会館1階レストラン『SEVEN'S HOUSE』にて軽食(ピザやハンバーグ等)を取っていただくことができます。料金は、1ドリンク付きで2,000円です。
ご希望の方は席を予約しますので、事前にお申込み下さい。
なお、その場合は講演開始15分前までに食事を終えて講演会場に入場ください。
場 所:学士会館
千代田区神田錦町3-28
電話 03-3292-5931
o 東京メトロ半蔵門線・都営新宿線/三田線「神保町」駅 下車3分
o 東京メトロ東西線「竹橋」駅 下車5分
会 費: 1,500円 (講演のみ)
70歳以上および学生の方は無料
参加申込はこちらから(平成28年3月4日(金)まで)