『ロボットが拓く未来社会~産学連携の開発現場から~』
霜寒の候、館友の皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申しあげます。
さて、年が変わって平成28年1月の二木会は、昭和50年卒業の高西淳夫さんに「ロボットが拓く未来社会~産学連携の開発現場から~」をテーマに、ご講演いただきます。
高西さんは、昭和55年に早稲田大学理工学部をご卒業後、昭和63年に同大学にて博士号(工学博士)を取得、その後、マサチューセッツ工科大学(MIT)教授や、イタリア聖マリアンナ大学客員教授等を歴任され、平成19年から早稲田大学理工学部学術院教授でいらっしゃいます。平成10年の日本ロボット学会「研究奨励賞」と「論文賞」の受賞を皮切りに、毎年のように様々な学会や研究会において多数の表彰を受賞されています。そして本年、日本ロボット学会会長に就任されており、名実ともに日本のロボット開発のトップランナーでいらっしゃいます。
これまでロボットといえば工場にある産業用ロボットでしたが、21世紀に入り、ロボットの活躍する分野は情報・サービス産業へと広がり、医療・災害・物流の現場や一般家庭への普及をも視野に入れたロボットが続々と発表されています。また、高西さんが提唱した「ロボット開発・実証実験特区」(福岡県・福岡市・北九州市)が平成15年に実現し、「ロボット新戦略(Japan's Robot Strategy -ビジョン・戦略・アクションプラン-)」が政府方針として今年決定されるなど、ロボットは日本の次世代産業を担う分野として大きな期待を集めています。本講演では、2足歩行ロボット、人間搭乗型2足歩行ロボット、屋外環境・災害対応ロボット、情動表出ロボット、フルート/サキソフォン演奏ロボット、ラット形ロボット、医療用ロボット、さらに医療教育・訓練用ロボットなど、産学連携の具体例を含め、高西さんの研究室における世界最先端のロボット開発についてご紹介いただきます。
多数の館友の皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。
なお、参加のお申込みは1月8日(金)までにお願い申し上げます。
東京修猷会 会 長 大須賀賴彦(昭和37年卒)
幹事長 松尾 隆広(昭和54年卒)
第616回二木会講演会
テーマ:『ロボットが拓く未来社会~産学連携の開発現場から~』
講 師:高西 淳夫(たかにし・あつお)さん(昭和50年卒)
日 時:平成28年1月14日(木)(受付/18:30~ 講演/19:00~)
軽 食:
学士会館1階レストラン『SEVEN'S HOUSE』にて軽食(ピザやハンバーグ等)を取っていただくことができます。料金は、1ドリンク付きで2,000円です。
ご希望の方は席を予約しますので、事前にお申込み下さい。
なお、その場合は講演開始15分前までに食事を終えて講演会場に入場ください。
場 所:学士会館
千代田区神田錦町3-28
電話 03-3292-5931
o 東京メトロ半蔵門線・都営新宿線/三田線「神保町」駅 下車3分
o 東京メトロ東西線「竹橋」駅 下車5分
会 費: 1,500円 (講演のみ)
70歳以上および学生の方は無料
参加申込はこちらから(平成28年1月8日(金)まで)