『日本のODA(政府開発援助)の果たす役割』
いつまでも残暑が続く毎日ですが、館友の皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、10月の二木会は、昭和55年卒業の堤尚広さんに「日本のODA(政府開発援助)の果たす役割」と題し、お話しいただきます。
堤さんは、昭和55年に修猷館を卒業後、昭和63年東京大学法学部を卒業し、同年4月外務省入省。在香港総領事館政務部長、外務省沖縄事務所副所長、経済局OECD室長、交流協会台北事務所総務部長、外務省国際協力局国別開発協力第三課長(担当業務:欧州、中東、アフリカ向けODA)などを歴任し、平成24年8月からは防衛省地方協力局提供施設課長に就任されています。
ODAとは、発展途上国の経済・社会の発展や福祉の向上に役立つために行う資金・技術提供で、我が国外交を推進し、国際貢献を果たす上で最も重要な外交手段の一つとされています。日本のODA実績は現在世界第5位で、国内の経済・財政状況が厳しい中、ODA予算はピーク時から大幅に減少し、国民の共感が十分には得られていない現状にあります。一方で、昨年12月に閣議決定された「日本再生の基本戦略」の中では、「ODAの戦略的・効果的な活用」を掲げられ、今回の講演ではODAの現状と今後の戦略を中心にご講話いただく予定です。
多数の館友のみなさまのご参加を心よりお待ちしております。
東京修猷会 会 長 中川 勝弘 (昭和35年卒)
幹事長 土肥 研一 (昭和46年卒)
第587二木会講演会
テーマ:『日本のODA(政府開発援助)の果たす役割』
講 師:堤 尚広(つつみ なおひろ)さん (昭和55年卒)
日 時:平成24年10月11日(木) (受付/18:30~ 講演/19:00~)
軽 食:
学士会館1階レストラン『SEVEN'S HOUSE』にて軽食(サンドイッチやハンバーグ等)を取っていただくことができます。料金は、1ドリンク付きで2,000円です。
ご希望の方は席を予約しますので、事前にお申込み下さい。
なお、その場合は講演開始15分前までに食事を終えて講演会場に入場ください。
場 所:学士会館
千代田区神田錦町3?28
電話 03?3292?5931