『大震災後のエネルギー政策と、鉄鋼業の温暖化対策』
初夏の候、館友の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、7月の二木会は、昭和56年卒業の品川昌俊(しながわ・まさとし)さんにご講演いただきます。
品川さんは、九州大学工学部をご卒業後、鉄鋼メーカーNKK(現JFEスチール)に入社され、2008年から2年半にわたり、経済産業省の資源エネルギー庁で東アジアのエネルギー国際協力の業務に就かれ、日本のエネルギー政策や国際協力面でご活躍されました。2010年秋からJFEスチールにて温暖化対策や政策を活用した事業の企画等を担当されております。
大震災の後、電力を中心に、日本のエネルギー供給構造が大きな試練に晒されています。今夏の電力不足を乗り切り、着実な経済成長に必要なエネルギーを安定的に供給し、さらに将来のCO2排出削減を達成するため、これまでの政策や経済活動のあり方を大幅に見直す必要性が指摘されています。
一方で、日本がおかれた様々な制約を克服し、エネルギーの安定供給を支えるために関連する官庁や企業が大きな努力を続けてきたことは忘れてはなりません。
電力やガソリンといったエネルギーは、日々の生活や企業活動に欠かせないものです。したがって、その供給構造の見直しは、景気のゆくえや雇用など、一人一人の生活に大きく影響します。決して企業や一部の専門家だけに任せておく問題ではありません。
今回は「大震災後のエネルギー政策と、鉄鋼業の温暖化対策」と題し、鉄鋼企業でエネルギー関連に長く携わったご経験から、家庭でできる電力不足対策から鉄鋼業の事例、マスコミ情報の見方など、今後のエネルギー政策のあり方を考えるポイントをお話していただきます。
多数の館友の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
なお、出欠のご返事は平成23年7月8日(金)必着にてお願い申し上げます。
東京修猷会 会 長 中川 勝弘 (昭和35年卒)
幹事長 土肥 研一 (昭和46年卒)
第576回二木会講演会
テーマ:「大震災後のエネルギー政策と、鉄鋼業の温暖化対策」
講 師:品川 昌俊(しながわ まさとし)氏(昭和56年卒)
日 時:平成23年7月14日(木)(講演:午後7時? )
※ 昨年9月より運営方法が変更となり、会場内での食事が無くなり、午後7時からの講演のみとなります。できるだけ開始時間前の入場をお願い致します。
※ なお、会場内での食事は無くなりますが、学士会館1階レストラン『SEVEN'S HOUSE』で軽食を取ることができます。費用は、軽食に1ドリンク付き(※)で2,000円を予定しております。ご希望の方は席を予約しますのでお申込み下さい。
お食事をとられる場合は講演開始15分前までに食事を終えて講演会場にご入場ください。
(※)食事メニュー(サンドウィッチ/マルゲリータピザ/ハヤシライス/チキンカレー/ハンバーグデミグラスソース)、ドリンク類(ドラフトビール/ワールドビール/ウィスキー/カクテル/ワイン/その他ソフトドリンク)
場 所: 学士会館
千代田区神田錦町3?28
電話 03?3292?5931