修猷館高校卒として3人目のオリンピック選手に選出され、2008年北京五輪に出場された石橋 顕氏(平成4年卒)。
石橋氏に対する同窓会の皆様からの御支援に対するお礼を掲載いたしました。また、同氏は、9/11の第550回二木会の講師としてご講演をいただきました。
東京修猷会の皆様
皆様には益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、8月開催の北京オリンピックのヨット競技(会場・青島)49er級に日本代表選手として修猷館平成4年卒業の石橋 顕(いしばし あきら)君が出場しました。
昭和11年ベルリンオリンピック水泳200メートル平泳ぎで優勝の葉室鐵夫先輩(昭和10年卒)、昭和39年東京オリンピックヨット競技ドラゴン級出場の棚町三郎先輩(昭和25年卒)に次いで、修猷館の歴史上、3人目の五輪出場の快挙です。
企業に所属せず、孤軍奮闘でがんばっている石橋君が後顧の憂いなく五輪で活躍できるよう東京修猷会としても募金による支援を行いたいと皆様に御協力をお願いしましたところ、多数の同窓生の方から御芳志をいただくことができました。
誠に有り難うございました。ここに厚く御礼申し上げます。
石橋君のオリンピックの成績は12位ということで悲願むなしくメダルには手が届かない結果にはなりましたが、皆様からのご支援に支えられて、修猷魂で日本代表として堂々と健闘されました。
9月11日の二木会では、石橋君ご本人から、支援への御礼を兼ねた熱い報告が行われ、幾多の困難を乗り越えてオリンピック出場を果たした石橋君の不屈の闘志への感動と修猷館のすばらしさを皆で共有することもできました。
修猷館ヨット部OB会からのお礼状も頂いておりますので、あわせてご覧頂ければと思います。
皆様からの多くの御支援に対し、重ねて御礼申し上げます。
本当に有り難うございました。
修猷ヨット部OB会からのお礼状
修猷館同窓会
各位殿
時の経つのは早いものであの熱気に包まれたオリンピックの8月もあっという間に過ぎ、朝夕の冷え込みに秋の気配を感じる今日この頃です。
さて、今年の2月から始めた石橋君支援のための同窓会会員諸氏による募金活動は皆様のご協力のお蔭をもちまして、当初の期待以上の成果を収めることができました。有難うございました。 心からお礼申し上げます。
部外の人からもさすが修猷館同窓会ですね、たいしたもんですねとその結束の強さを称賛されて誇らしく思っているところでございます。
総額で700万円を突破いたしました。同窓会として後援会の方に一括してお渡ししていますので後日他の企業募金等と合わせ全ての募金について収支明細報告はさせていただきます。
石橋君のオリンピックの成績は結果的に12位ということで悲願のメダルに到達できませんでしたが、修猷健児ここに在りの気概を持って一生懸命頑張ってまいりました。
何事も北京の方がメインで700Km離れた青島(チンタオ)は報道の面でもマイナー扱いで日本にヨットの活動状況が伝わるのが不十分な状況でしたので関心をもって頂いた皆様方に申し訳なく思っております。
今回募金して頂いた方々にはせめてものお礼の印にと石橋君がサインした絵葉書を青島から出すべく数百枚宛名書きをして8月14日に投函したのですが、オリンピック期間中の到着を願ってエアーメイルで送ったにも拘わらずオリンピックも終わり2週間以上経って9月初旬に着信するという思いがけない結果となりました。
中国の杜撰な郵便状況にはあきれるばかりです。
学年ごとの何々会という形で一括してご寄付ご入金して頂いた分については代表者の方のみにしかお出しすることが出来ませんでしたので代表者の方から皆様にどうぞよろしくお伝え下さい。
皆様本当に有難うございました。
49erクラスヨット 石橋君の成績
レース毎の成績
8月10日
第1レース 8位
第2レース 17位
第3レース 3位
8月11日
第4レース 13位
第5レース 8位
第6レース 12位
8月13日
第7レース 8位
第8レース 9位
第9レース 17位
14,15日は無風のためノーレース3レースキャンセルとなる
8月16日
第10レース 6位
第11レース 14位
第12レース 5位
16日までのトータルで12位となり17日のメダルレース(10位までのみの出場)には残念ながら進めませんでした。
最終結果 金 デンマーク、銀 スペイン、銅 ドイツ