平成23年春期 東京修猷会常任幹事会 議事録要約

※これはホームページ掲載用の要約です。各学年幹事へ議事録を送付いたします。

日時:平成23年3月24日(木)18:30?20:30
場所:都市センターホテル 601号室
参加者:役員9名、執行部7名、常任幹事(含む代理)46名、幹事学年(S60年卒)3名、計65名

1. 箱島会長挨拶

「日本再生に館友の力を」
 計画停電、電車の間引き運転、なお続く余震という尋常ならざる中、本日の常任幹事会にご出席頂き有り難うございます。巨大地震からあすで2週間となりますが、死者・行方不明は2万人を上回り、30万人近い方々が避難所での生活を強いられています。また福島の原発で今なお制御不能の危機的状況が続いています。犠牲となった方々のご冥福をお祈りするとともに、国を挙げての取組みで速やかに事態が好転することを心から願っています。
 私たち東京修猷会の会員が住む首都圏は、幸い東北や北関東に比べ被害は軽微でしたが、それでもほぼ全員が災害の影響を受けました。身近に犠牲者を持つ方もおられることでしょう。また職務として救援対策や復旧作業に従事したり、ボランティアとして被災地で医療・救護活動に携わっておられる館友の皆さんも多々いらっしゃることと思います。私の脳裏には様々な部署で懸命に任務に取り組んでおられる同窓の姿のあれこれが桁梯と浮かび、思わず「頑張れ修猷!」
と声援を送りたい衝動に駆られます。
 敗戦以来最大の国難を打開し元の姿を取り戻すのは容易ではありません。この際、日本沈没論のたぐいは書棚に放り上げ、日本人の底力を結集して立ちはだかる巨大な難題の数々に果敢に挑むことによって、この惨事を日本再生のエネルギーに転化したいものです。
 本日の常任幹事会は6月総会の準備状況報告と意見交換に加え、役員改選を議題としています。私は2007年春の常任幹事会で会長に選任いただき一昨年再任されました。6月で2期4年となります。皆さんのご協力のお陰でこれまで無事にそして愉快に務めて来られたことに感謝していますが、そろそろバトンタッチの時期だと判断しており、後ほどご審議をお願いします。
 桜の開花も間近となりました。一大試練の年に開く総会をぜひ成功させ、世代間をしっかりと繋ぐ益々活気に満ちた東京修猷会を目指したいと願っています。


2. 平成23年度総会計画<説明:幹事学年(昭和60年卒)山崎実行委員長>

「平成23年度東京修猷会 実施計画(案)」に基づき、総会の実施計画について、開催日は6月3日金曜日、開始時間は去年より30分早めて17時30分、場所は去年と同じ、会費については昭和29年卒以前も5000円お願いする点が去年と異なる等の説明があった。

 引き続き,学年幹事より,本日付「平成23年度東京修猷会 幹事学年企画<案>=に基づき,学年企画案「プレイバック! 修猷」の説明が行われた。
以下のような意見,質疑応答があった。
・Ustreamで流す懇親会の様子を会場のテレビに映す。
・学生応援企画の学生の自己PRタイムで学生側が探している業種、職種をアピールする。
・学年企画の中東北で頑張っているメッセージを募集をしてはどうか。
回答: 松尾副幹事長
 東北地方に何らかの組織がないか,現在確認中。
 東京修猷会として何ができるか現在検討中であり,この点は執行部一任でお願いしたい。
・受付で義援金一人1000円を受け取る方など積極的な手立てで実効が上がるのではないか。
・粛々とした会にした方がよいのでは。企画を含め余り華美にならないよう検討したい。
・物故者黙祷について今回亡くなられた方々も含め重々しくやった方がよいのではないか。
・募金については目標額を先に設定してはどうか。
・成り行きによっては中止もありうる。中止の場合いつまでに決断方法を事前に決めてはどうか。
回答: 土肥幹事長
 会長からも議論するように用意するようにと言われている。どういう状況になったら,どういうご案内するかを検討する。基本的にはホームページを中心にすることになる。会場も安全対策を含めて確認したい。もう一度しっかりした議論を踏まえてその辺の手続を決定したい。
回答: 会長
 特に原発のことは注目していかなければいけないと思っている。
・学生応援企画について就活イベントではなく、学生の活動のサポートと考えている。
・2時間の間懇談の時間はとる。
・企画について完全な静粛は難しいかもしれないが,トークで注目してもらうしかない。
・総会当日、収益の一部を義援金とするという表現が誤解を与える心配がある。
回答: 幹事学年
 剰余金が出ればその中から義援金を出したいという意味。ご指摘のとおりなので収益という言葉は今後使わない。
・いろんな年代を同じテーブルに集めるのはこれから検討したい。
・館歌斉唱について絶叫となるとうるさい。基本的には斉唱という形にしたい。
最後に、松尾副幹事長より総会計画案はまだ練り慣れていない部分が多々あるので、今日ご指摘いただいた件を含めて、幹事学年と執行部の方で協議を進め、よい総会にしたいのでご支援をお願いしたいとの総括があった。

3. 平成22年度会計収支見通し

 広瀬監査役より,会計担当より会計資料の提示と説明を受け,会計監査を行った結果,会計処理には問題なく適正であると認めた旨の報告がなされた。
 続いて会計担当の古川副幹事長より,「平成22年度 東京修猷会会計(見込)報告」に基づき同年度の収支について説明がなされた。
本件については特に質疑はなかった。

4. 東京修猷会役員改選について

 箱島会長より,6月3日の総会をもって退任したい,規約によると会長は常任幹事会において選任され,改選後の会長は総会において報告されることになっているが,これまでの例に従い,私が候補者を推薦して,皆さんの賛否を問いたい旨を提案したところ,賛成多数により承認された。
 引き続き,箱島会長より,次期会長に中川現副会長を推薦する旨,既に本人の内諾を得ている旨の発言があり,中川副会長の略歴を紹介した上で,賛否を問うたところ,賛成多数により承認された。
 なお,箱島会長より,副会長については大須賀現副会長に引き続きお願いし,他の一名については現在の会長,副会長で相談して,その結果を6月の総会時にご報告したい旨説明があり,異議はなかった。
 その後,中川新会長より,大変微力ではあるが,先輩のご指導を受けながら,若い人の意見もよく取り入れて,この常任幹事会の皆さんのご支援を得て,東京修猷会を明るくて実りのある,絆の強められる場として発展させていきたいと思う旨の就任挨拶があった。

5. その他

(1) 4月の二木会の案内
 幹事学年(昭和59年卒)より,4月14日(木)18時より学士会館にて新入会員歓迎会を兼ねて行うので多数の参加をお願いしたい旨説明があった。

(2) サロン・ド・修猷の案内
 担当の原沢副幹事長より,8月27日(土)の午後,学士会館でピアノと室内楽のプログラムを考えているので,ご協力をお願いしたい旨説明があった。

(3) 二木会ゴルフ中止について
 担当の田中副幹事長より,今般の震災に鑑み,4月17日(日)に予定されていた二木会ゴルフコンペを中止する旨決定したことを報告した。

(4) 福岡県人会の案内
 担当の岡藤副幹事長より,5月26日(木)午後6時30分よりホテルグランドパレスで開催されるので,是非ご参加いただきたい旨説明があった。

(5) その他
 4月の二木会について,入学式が中止となり,授業開始も5月となっているところ,4月でよいのかとの問題提起があり,松尾副幹事長から,ご指摘の状況だと思うので動向を確認して検討の上進める旨回答があった。
 また,甲畑顧問(前幹事長)より,箱島会長のこれまでのご尽力にお礼を言いたい旨発言があり,常任幹事一同,拍手により応えた。

以上

【連絡事項】
次回の常任幹事会は、平成23年10月20日(木)18:30より 都市センターホテルにて行いますのでご予定のほどお願い申し上げます。