平成21年秋期 東京修猷会常任幹事会 議事録要約

※これはホームページ掲載用の要約です。各学年幹事へ議事録を送付済みです。

日 時:平成21年10月22日(木) 18:30?21:00
場 所:都市センターホテル 606号室
参加者:役員7名、執行部7名、常任幹事(含む代理)48名、幹事学年(S59年卒)2名、計64名

箱島会長挨拶
 例年、幹事学年諸君の頑張りで6月の総会や毎月の二木会も盛況に運営されており、改めて感謝したい。ただ、長い間慣行として続いてきた総会における学年寄付について、近年の幹事学年から問題提起があった。また二木会の運営方法についても諸物価値上げなどもあり採算を見直していく必要がある。それを受けて、それらの経緯や東京修猷会全体として運営のあり方を見直すためにこの9月から執行部でプロジェクトを立ち上げた。
 事前に資料をお送りしているが、本日は常任幹事の皆さんから多くのご意見をいただき、執行部がまとめた上で春の常任幹事会で正式に承認を受け、最終的に総会でご報告したいと考えているので、よろしくお願いしたい。

1.平成21年度総会収支報告 <説明:幹事学年(昭和58年卒)島実行委員長
「平成21年度東京修猷会総会決算」に基づき、平成21年度総会の決算報告が行われ、併せて出席者ほか関係者への謝意が述べられた。(質問、意見なし。)

2.平成22年度総会計画説明 <説明:幹事学年(昭和59年卒)服部実行委員長他
「平成22年度 東京修猷会総会 実施計画(案)」に基づき、平成22年度総会の開催計画案が説明された。とくに、今年度の総会から会場を変更することについて、いくつかの候補から予算、日程、アクセス等を検討した結果、ホテルオークラ アスコットホールにしたい旨説明があった。また、学年企画のコンセプトについて説明があった。
以下の意見、質疑応答があった。
・会場の費用に注意してほしい。
・会場が変わるのでうまく案内してほしい。
・会場の受付を改善してほしい。
・会場を毎年変えるのは得策でない。
・館歌は卒業生が歌ってこそ館歌だ。

以上の質疑応答を踏まえ、執行部より、「来年度総会の会場については総会参加者の増加に対応するために幹事学年および執行部においても十分に検討したものであり、また予約確定を早めにする必要があるので、提案どおりホテルオークラとしたい」と承認を求めたところ、異議なく了承された。

3.今後の運営について
?総会における学年寄付について<説明:執行部 甲畑・松尾>
最初に甲畑幹事長より、学年寄付の成り立ちについて諸先輩に聴取した結果を説明した。
【概要】現行の学年寄付は昭和55年総会(幹事学年昭和29年卒)から始まった。それまでの総会も参加会費だけではまかなえない状況で、一部の有志卒業生やその属する企業からの寄付に頼っており、幹事学年によるそれらの寄付集めは大変苦労していた。幹事学年の負担軽減、総会は全員で支えようと、当時世話役であった昭和27年卒の方の指導で始まり慣例として現在に至っている。  
引き続き松尾副幹事長より、資料「東京修猷会の運営に関する課題について」中の、「【1】総会における学年寄付について」に基づき背景、問題点の説明を行い、執行部において検討した三案を提示した。
以下の意見、質疑応答があった。
・総会が赤字であった理由は何か。
・金額の理由は何か。
・予算と使途に関するポリシーを教えて欲しい。
・開始当時、寄付を頼らぬよう学年寄付の提案をしたと思う。
・総会が赤字であった理由は、収入を超える規模の支出で総会を行っていたから。
・同窓会全体の年間収支や資産の額については、春の常任幹事会で毎年明らかにしている。
・総会会費が一律でなく、招待者や優待者があることが赤字の要因なのではないか。
・費用を負担できる世代が、ご高齢の方や学生よりも多く払うのは自然な形である。
・長年活躍してきた方、学生を招待しようやという説明をして納得してもらった。
・元々この寄付がどういうビジョンから始まったのかを東京修猷会として肝に銘じて行うべき。
・代案として、学年寄付をする、しないはその学年に決めさせる。
・先輩が幹事学年は頑張れというメッセージを伝えるための仕掛けであると思った。
・執行部において適切と思うところで判断すればよいと考える。
・個人的意見としては学年寄付は廃止すべき。
・東京修猷会全体の収支の中で考えるべき。年会費をアップするという選択肢もあってよい。
・合理的に会費を払ったからということではなくて、プラスの気持ちを表現するのが伝統である。
・第2案で、ある程度減額した上で、第3案の代替の部分をセットするというのがよいと思う。
・高齢者の恩典というのは必要ない。
・これまで独立採算でよいのかという議論がなかった。
・毎年5万円を集めている。負担感はほとんど感じていなかった。集め方を見直すべき。

最初の質問(毎年の予算の使途について)に関し、執行部の安東より、東京修猷会全体の収支について説明した。また、「執行部としてひとつの案を前提として説明しているのか」と言う質問があったので、「本日執行部として三案を提示しているが、執行部としての意見は今日のところ出さず、常任幹事の皆さんの意見を広く聞きたいと考えている」と説明した。
以上に関し、甲畑幹事長より、「剰余金は長年諸先輩方が会を催す度に剰余金を積み重ねてきたもの。総会、二木会は東京修猷会の中心となる行事。独立採算は努力目標として行っているが、赤字が出れば当然東京修猷会として補填するのであり、それが年会費収入の使途である」旨、補足した。
この点に関し、宮川相談役(昭和12年卒)より、「東京修猷会のお金は、今まで総会をやったときに繰り越して入ってきたお金であり、人からもらった金ではなく先輩が積み立ててきた金であることを理解しておいて欲しい」旨補足された。

さらに、以下のとおり意見交換が続けられた。
・無料ご招待の趣旨がよくわからない。
・今後、毎年5万円の寄付を集めるということのほうが現実的に難しくなるのではないか。
・総会の開催については独立採算でなく、全体の収入を基本にすべき。
・学年寄付とは何かについて疑問があり、廃止すべきと考える。強制すべきものではない。
・同窓会に対するいろいろな想いがあるので、学年寄付は何の苦にもならない。

 以上の意見を踏まえ、執行部より「本日はたくさんの方に発言をいただき、年会費の改定まで含めた幅広いご意見をいただいた。第二案に近いご意見が多かったように感じられたが、春の常任幹事会までに執行部で議論し、再度案を提示し、承認いただく手続きをとりたい」旨、説明しご了承いただいた。また「学年寄付に対する不満の中に、110万円を一度に集めることが困難という意見も見受けられるが、学年寄付の各学年の集め方は様々で各学年に任されているのであり、110万円を一気に集めろと言うような指示は、執行部としてはしておらず、現行の制度では、毎年5万円ずつを寄付してもらいたいというだけである」と補足した。

?二木会の運営方法について<説明:執行部 松尾>
別紙「東京修猷会の運営に関する課題について」の中の「【2】二木会運営について」に従い、趣旨説明が行われた。
質疑応答については以下のとおり。
・食事をカットするのは反対。他学年の方々との懇親会の場として良い。
・今までどおり19時スタートにしてほしい。
・食事を廃止するのなら1階レストランのセットは必要。

以上の意見を踏まえ、執行部より、「今日の皆さんの意見を基に今後の運営について執行部でとりまとめ、春季常任幹事会で再提案したい」旨説明し、了承された。

4.年会費納入状況報告<説明:執行部 安東>
 「年会費の払い込み増加のため、各学年の忘年会などで呼びかけを行って欲しい」旨、要請した。(特に質疑なし。)

5.学年別名簿確認以来<説明:執行部 安東>
例年どおり、学年別名簿の確認依頼を行った。

以 上
【連絡事項】
 次回の常任幹事会は、平成22年3月25日(木) 18:30より 都市センターホテル にて  行いますので、ご予定のほど、お願い申し上げます。