学年企画紹介
■企画の概要ご紹介
幹事学年企画「ドキュメント・ザ・修猷 ~つナがる、つナげる修猷7G~」
コロナ禍での暮らしも早2年。あらゆる人が生活様式の変化を余儀なくされ、
未だ収束も見えないまま文字通り息苦しい日々を送っています。
ですが、辛いことばかりではなかったはず。
こんな状況だからこそ気付くことのできた人の温もり、築くことのできた新たな関係。
また逆境をバネに、軽やかに変化を遂げた人もいるかと思います。
本企画は、我々七猷会が各世代から一名ずつインタビューを行い、
コロナ禍での印象的なエピソードをまとめたドキュメンタリービデオです。
■人物紹介
各世代の方から、コロナ禍で苦労したこと、人とのつながり、気づけたことなど、いろんなお話を伺いました。
1G 本田 萌(もゆる) さん(高校3年生)
部活:執行部、映画制作部
趣味:ロボット作成、映画製作、野球
テレビ東京「THE名門校」にて取り上げられた話題の高校生です。1年生で中止になった十里行軍を2年生の時に先頭に立って復活させました。
インタビューでは、復活に向けての活動やコロナ禍での学生生活の様子、修猷の伝統に対しての真摯な思いなどもお話しいただきました。
1G+ 福崎 泰規 さん(平成23年卒)
職業:修猷館高校 教諭(日本史)
部活:執行部
趣味:旅行、仕事、野球
本田さんが所属されている執行部の顧問をされているということで、本インタビューにご同席いただきました。
ご自身が高校生の時には文化祭の運営委員長をされていたそうです。
先生となり、行事を取りまとめる執行部の顧問となり、助言したいところをぐっとこらえて生徒を見守る立場になっての視点でのお話を伺いました。
2G 瀬戸 勇次郎 さん(平成30年卒)
職業:福岡教育大学 特別支援教育教員養成課程 研究生
部活:柔道部
趣味:アニメ、麻雀、野球
東京2020パラリンピック柔道(視覚障害)の銅メダリストです。
インタビュー当日は柔道の練習から見学させていただき、体重差50kgもある選手との乱取りでも互角に組み合う姿は圧巻でした。
インタビューでは、パラリンピックやコロナ禍でのことをはじめ、修猷館柔道部や運動会のこと、バレンタインデーのエピソードなど、楽しくお話を伺いました。
3G 髙橋 梨紗 さん(平成14年卒)
職業:東京医科大学病院 循環器内科医
部活:ESS部
趣味:実家の猫に遊んでもらう、読書(特に推理小説)、野球
循環器内科医として、外来、研究、臨床をされています。
このコロナ禍で病院はとても大変だったそうですが、若い先生方のフォローもして、悲壮感なく、この苦境を前向きに乗り越えられてきたことがよく伝わってきました。
また研究熱心でもあり、循環器科に対する愛をとても感じました。
4G 中村 哲 さん(平成7年卒)
職業:合同会社じもとビークル研究所 代表社員
部活:応援部
趣味:読書、仕事、ドライブ、自転車、ぶらぶら歩く、メモ魔
2016年熊本地震の際、野村総研から熊本県益城町に派遣され、帰還命令を出されましたが、まだやりたいことがあると退職し、現在も益城町の復興活動を続けています。
そんな彼の話を聞きたいとお願いしたら、益城町を案内してくれました。
彼の熱い行動とは裏腹の力の抜けたゆるいお話をお楽しみください。
5G 澤木 祐介 さん(平成5年卒)
職業:新橋串揚げの店 夏色 店長
部活:サッカー部
趣味:串揚げ、キャンプ
澤木さんのお店は、今やなくてはならない修猷生のたまり場になっています。
この企画の発端となったと言っても過言ではない、インタビュアーがどうしても紹介したかったお話をなかなか話し出してくれず困惑しましたが、
それに匹敵するほどの新しい素敵なエピソードもお伺いできました。修猷の絆ってとてもすごいと感銘を受けたインタビューでした。
6G 堤 信子 さん(昭和56年卒)
職業:フリーアナウンサー、エッセイスト、大学講師
部活:水泳部
趣味:お菓子の箱と包み紙集め、テーブルコーディネート、ミシン
朝の番組でおなじみの我らがのんちゃんに、このコロナ禍での過ごし方をはじめ、Webでの表情の作り方、ご自身のアナウンサーとしての歩みや、
新人の頃の面白エピソードまでいろいろお話しいただきました。「当たり前の対義語は感謝である」との言葉が印象的でした。
7G 原田 雄平 さん(昭和43年卒)
職業:工学博士(核燃料工学)
部活:柔道部
趣味:文学、映画、ウイスキー
のこのしまアイランドパーク隣にお住まいです。
このインタビューで話す内容を、前日に徹夜して考えていただいたそうで、自分のことを客観的に見られたいい機会だったとおっしゃっていただけました。
ご自身のことをはじめ、故小川前福岡県知事とのエピソードや、能古島の現在についてなど幅広くお話しいただきました。