恩師紹介
■恩師のご紹介(ご講演)
吉里 俊幸(よしざと としゆき) 先生
専門教科 :数学
修猷館在職:昭和56年4月~平成12年3月
(計19年間)
担当クラブ:ヨット部
東筑高校、京都大学を卒業の後、修猷館にて約20年と長きにわたり教鞭をとっておられました。
幹事学年である平成6年卒は、吉里先生には、修猷館初の文系英数クラスの2年次及び3年次の担任をご担当頂いておりました。
文系に多い数学嫌いの生徒にも根気強く向き合って頂いただけでなく、高校卒業後、ひいては大学卒業後の社会との向き合い方も真摯に伝えて頂きました。
修猷館初の「男クラ」がない学年において、女子生徒の人気も高く、親しみを込めて「吉里くん」とも呼ばれておりました。
また、顧問をつとめられておられたヨット部は、九州大会優勝、インターハイ出場、国体出場と輝かしい成績を残しております。
ご自身でも4級小型船舶操縦士(現在は1級)を取得し、夏も冬も小戸のヨットハーバーでレスキュー艇に乗って生徒と海に出たこともあるなど、熱意の指導による成果も成就しました。
平成6年卒が在籍していた頃は、吉里先生は上記にもありますが30代でいらっしゃいました。
普通ならバリバリの中堅教師ですが、修猷の職員は年配の先生に10年経つまでものを言うなと言われていたので、ようやく仕事をさせてもらえるようになった頃だった、とのことです。
個性あふれる修猷生に試行錯誤しながら接することにより、自分自身も人間として成長した、4度目の卒業生で修猷魂とも言える修猷生の気質が少しずつ分かりかけて来ていた、とのこと。
吉里先生が感じてこられた「修猷魂」とも言える修猷生の気質、そして教師としての思い出など、お話を伺います。