一   百道原頭風荒れて 妖雲天をこむるとき

    迷霧は更に深くとも 健児の意気はいや高し

 

二   叫べや叫べ我健児 嶄礁(ざんしょう)峙(そばだ)つ起伏の岨(そ)

    怒濤寄せなん玄界の そこ満身の活舞台

 

三   ああ奮闘の大天地 衆虜は集まるこのレース

    かけて望みは汝(いまし)らが 表す一挙のフルスピード

 

四   さらばとく行け我が選手 大地を蹴ってまっしぐら

    天馬の空を翔るごと 瞬く隙に突破せよ