昭和26年卒  来嶋靖生 作詞

    昭和23年卒  荒谷俊治 作曲

一  遠き世の

    しらぬひ筑紫 この土に 

    生きつぎ来たる 父祖の血を

    亨(う)けて花咲く 青春(はる)の日々

    ああ極北の 星仰ぎ

    真理学ぶと たゆみなく

    若き心に励み来(こ)し

    道統ここに 二百年

二  鶴の舞ふ

   菁莪の苑(その)に つちかひし

   文武の道を いまの世に

   生かし伝ふる 若人や

   ああ玄海の 潮鳴りに

   質実剛健 ゆるぎなく

   若き血潮は 激(たぎ)ち来し

   修猷いまぞ 二百年

三  さみどりの

   若草原(わかくさはら)を 行き行きて

   修めつらぬく 猷(みち)はるか

   ああ筑紫野(ちくしの)に 風立たば

   ひろき世界を かぎりなく

   若き希望(のぞみ)に はばたかん

   道統はるか 二百年

四  嵐吹く

   戦火いくたび 世を過ぎて

   国荒れ人は 変わるとも

   こころ一つの わが学館(やかた)

   ああ背振嶺(せふりね)に 照る月の

   平和のひかり さやけきを 

   若き力に まもるべし

   修猷ここに 二百年

   修猷ここに 二百年